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こんにちは よく雨が降ります 先週だったか めちゃくちゃ高温の猛暑日がありましたね もう今からこの気温なら 生き延びること自体がむつかしいと思いながらも できる限りの 遮熱効果のあるものを 窓辺に設置したり 接触冷感とかいうグッズに目を通したりしていました。
この効果は いかに?? と期待して時を過ごすと ここ数日は大雨に変わってしまいました。 今度はそれはそれはで また 別の用意が必要で 予測不可能な無計画未計画人生を歩んでおります・・・・ 住めば住むほど 日本での生活はむつかしいと感じます。 自然が動きすぎる。気温差が大きすぎる。 洋服一つにしても いろいろ持ってはいるが その日にふさわしい素材の物をみつけたり その日にふさわしい社交的に見て無難な洋服が 結局手元にない。やっぱり 日本で暮らすには 日本製のものが優れていることになるようです。 さて 12日は私の誕生日でした。 幼いころから我が家ではお誕生日のメニューという決まり切ったメニューが食卓に並ぶ。 それを ずっと守ってきている。 お誕生日だから どこかのレストランで外食をしようということは 一切なく過ごしてきている。 今は一人暮らしだけれど それでも あの世からご先祖様が見ていると思うと やっぱり 昔からのスタイルにこだわろうと思っていた。 それは 単純なことなのだけれど お赤飯に おなますに お鯛です。 母を見送って 一人暮らしなのに大きなお鯛は食べきれないしと思って キリミのお鯛で 済ませた年があった。 予約注文しなくっても良いとか そこまで大げさな食卓はいらないと思ってそうしたのだが その結果 予期せぬことがそのあと 起こってしまった。 それは 生まれて初めて 私が身を切るという事態が起こった。事故的な転倒による骨折であったが 初めての手術 初めての入院生活。 そこからは 将棋倒しのごとく 以前の私ではなくなってしまった。まさに 人生の転機 転落である。( 影の声:よくリハビリ頑張りました。 今は完治にまで戻っています。 ピアノは怠け癖がついてしまって・・・ でも 問題ありません。) その経験があるので ことしは 絶対また 尾頭付きのお鯛を食卓に並べようと 意気込んでいたのです。 ところが 近所のスーパーに オタイが売られていない。 それを見て 繁華街にまで出向けば デパートは2軒あるし 錦市場もあるし 何とかなるだろうと・・ゆとりで身支度をした。 と こ ろ が 繁華街と言われる四条通りは まだ 祇園祭は始まっていないにも関わらず 人がいっぱいなのである しかも ほとんどが 外国人なのだ そういう状況を横目に まずは買うべきものを目指して デパ地下に直行。ところが しばらく来ていなかったからデパ地下の様子が 一変している。 ようするに 観光客が気楽にテイクアウトできるものを多くそろえ すなわち 料理をせねばならない食材は なんでもあるわけではない!! おさかなにこだわる私は せめてそれなら 尾頭付きの何かがないものかと探しても 『鮎』 か 『鯖』が あったのだが 身体に櫛が刺さっていて それを お誕生日には頂きたくないと その場を去る。 よーっし 2軒目だ と めちゃくちゃ時間がかかって2軒目のデパートにたどり着く しかしそこでも オタイはなく 刺身がならんでいた。 悲しい気持ちを奮い立たせて 錦に行くぞ!! と歩き始めると まず もう日本語は聞けない場になっている 錦市場の市場という雰囲気はすっかりなくなっていた。 どこかのアジアの観光地にきたみたいだった。土産物店ばかりで それも 夏祭りの夜店でつるされるような品質で 誰もがすぐに求められる価格ではあるものの ペラペラな浴衣とか 扇子とか 小皿とか 見るからに日本国産品ではない。 それを 何かを食べながら ダラダラ歩きながら進むのが ここ今の「はやり」らしい。 そして 魚屋というものも 店じまいしてしまって土産物屋に変わっている。 無い 無い 無い!!!! 肩を落として歩くのは私だけ。 周りの方々は 本当に楽しそうに その場を満喫している。 こういう京都に 徐々に変わりつつあるとはわかってはいたものの コロナがおさまり外人が来日してくれて 観光で生きている京都としては 外人様様で 方針を変えざるを得ない。しかも 記録的な円安だから 稼げるうちに稼ぐという思考は当たり前なのだろう。 錦通りがもう終わるという場所にあるお店に そこは 揚げ物や 焼き物や お刺身などを店頭に並べていたが 昔は祇園祭になれば 尾頭付きの鯛が 店いっぱいに陳列していたお店なので ダメもとで 店員にお声がけをしてみた。 「ひょっとして 一匹の 丸まるのお鯛が お店のどこかにありませんか?」 そしたら すぐ 奥から持ってきてくれた。 「すみませんが それを 焼いていただけませんか?」と 恐る恐る頼んでみたら 「1時間後に来はったら用意できまっせ」と 優しいお返事をいただいた。 おそらく 日本人の昔ながらの注文に お店のオジサンは 張り切ってくれたんだ 1時間後にとりに行くと 籠に入れ 寿などの飾り物をあしらえ むかしからの のし紙をそえ 風呂敷につつんで かつ紙袋に 入れてくれていた あーあ うれしい。 おじさんに 深々とお礼を言って 求めていた純日本風の対応に心から満たされて それまでの葛藤とおさらばできた。 オジサンもひょっとしたら 今日初めての日本人客で ファイトがでたのかもしれない。 これが 日本人のしきたりであり 絆というもの??。 おかげさまで 「これからの日々を 無事に元気で過ごせますように」 とのお願いをご先祖さまにしました。もちろん お供えはお赤飯とおなますだけですがね。 まあ お願いすることは毎年同じですが ・・・去年願った 断捨離とか 遺品の整理とか 【頑張っている割には 見た目は さっぱり すすんでいません】!!! う~ん 残念。 いつ 巨大地震が来るかわからないし まず 今のままでは つぶれた実家の下敷きになってあの世に行く というストーリーが 一番『ありあり』だとおもっているからですかね。 別に長生きしたいわけではないから。 そう考えていると 生きている間は ただただ 音楽の美しさに浸っていたい・・・・ これが本心ですね。
by hiroko-miki
| 2024-07-16 00:06
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