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毎年 この時期に オーストリアの国内コンクールがあります。 参加できるのはオーストリア人だけではなく オーストリアに3年以上暮らしている外国国籍保持者にも 参加が認められています
国外に暮らしているオーストリア人も帰国をして参加が出来ます。 オーストリアには9つの州があり まず2月から3月ごろにかけて それぞれの州で 地方予選があり そのコンクールで1等賞プラス全国大会参加資格をもらった人が 今度は全国大会に参加できます。 毎年 参加部門がまんべんなく振り分けられており ピアノの場合は 今年はソロはないのですが 室内楽、デュオ 連弾で参加が出来ます。 今年のソロの楽器は チューバ ホルン トロンボーン クラリネット オーボエ ファゴット サクソフォン 縦笛 フルート トランペット 打楽器などです。 来年は 今年ソロの部門がなかった楽器が ソロになり ソロの部門があったところは アンサンブルでの参加になり、 2年のサイクルで 交替しています。 室内楽といっても どんな組み合わせでも許されているといっても過言ではありません。 ただ 持ち時間のなかで 《年齢によってちがうが 15分ぐらい》 演奏される曲の作曲年代が かたよってはいけないのです。 1.クラシック/ロマン派/近代/現代のなかから 3曲(年少グループは2曲)はひかなければならないことと 2.現代曲がはいっていないといけないことと 3.ゆっくりなテンポの曲を演奏せねばならないこと が条件なので 選曲が出来るアンサンブルの組み合わせとなります。課題曲はありません。 しかもアンサンブルには ギター アコーデオン、ハーモニカ、 打楽器がまざってもよい。 また声楽のみのアンサンブルもありえます。 もちろん弦楽四重奏のようなオーソドックスなアンサンブルを選ぶ子供たちもいます。 私の記憶にある日本のコンクールは たいてい 小学生(低学年、高学年)、中学生、高校生というような区分だったと思います。 そして 数あるコンクールは いろんな時期に それこそ 年中やっているような記憶がありますが オーストリアは国がやっているので 開催時期は いつもこの時期で 参加基準も統一され 組織化されています。 その参加の区分ですが 7歳以下のグループA 及び 8歳と9歳のグループBは 地方予選のみです。 それより年上になれば 全国大会があります。 10歳と11歳のグループ I 12歳と13歳のグループ II 14歳と15歳のグループ III 16歳と17歳のグループ IV 18歳と19歳のグループ V と2歳ごとに区分されています。 アンサンブルの場合 去年の8月31日の年齢で決められるので その日の年齢の平均年齢を計算して それで決まってくるのです。 たとえば 12歳15歳16歳の3人が組んだとします。 合計43歳だから平均年齢が14,3となり 14歳と15歳のグループIIIで 参加をすることになります。 もうひとつ 日本と違うと思うことは 全国大会は 毎年開催地が移動します。 日本の場合 全国大会といえば東京という記憶があるのですが・・・・・ 9州あるから 9年に1回は 地元で全国大会があるわけです。 あと 参加者は ひとりずつ しかも審査員の全員から コメントをもらえます。 どう勉強していけば将来よいのか 助言してもらえますし その助言の席には 親も先生も付き添っていてOKです。 さてさて 今年は 全国大会が ブルゲンランド州の 州都であるアイゼンシュタットでありました。私の生徒の一人が ピアノ ヴァイオリン チェロ のトリオを組んで参加をしていたのです。子供たちが友達どうしで組んで自主的に申し込んでいました。 選曲の際に相談にのりましたけれど レッスンは2-3回ほどしかできなかったのです。 室内楽の場合 どんなピアノがおいてあるのか ホールの響きはどうかによって バランスが生徒達だけではわかりにくいので お供して来ました。 ザルツからウイーン西駅に列車で、 ウイーン西駅から中央駅にいき そこで乗りかえます。一番乗りかえの少ない郊外行きのバスを選択。 ウイーンからアイゼンシュタットへは 1時間半ほどでした。 オーストリアの最東部にある州ですので 結構時間がかかります。 ピアノはちゃんとスタインウエーのフルコンでしたし 部門ごとにいくつかのホールに分かれて審査されていますが 会場は どこも立派なホールでした。 とりあえず ピアノを含むアンサンブルで参加をしている人たちが受験したホールの写真をのせます。 1泊しなければならなかったので 翌日 ちょっとだけ観光してきましたが その写真は後日のせますね。 泊まったホテルに 昔教えたことのある生徒も泊まっていて 声をかけてくれて懐かしいでした。 立派になってしまって。。。。生徒を連れてきていたのですが 彼らは オーストリアとスイスの国境近くにすんでいるので 長距離の移動に 「もう疲れてしまった・・・・・」 と言っていました。 西のはじから東のはじまでの移動ですものね。 日本みたいに新幹線があるわけでなし・・・・スピードがのろいうえに 本数も少ない!! ザルツブルグから来て もうしんどい・・・・・なんて言っていたら 怒られそうでしたよ。 ![]()
by hiroko-miki
| 2015-05-27 03:24
| コンクール
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