陽が照っているかと思うと 急に雨になる不安定な天気がここ数日続いています。
さて ニュースによると どうやら復活祭音楽祭が 変わりそうです。
この音楽祭は ザルツブルグ出身の指揮者、カラヤン氏が ワーグナーのオペラを バイロイトでもほかの場所でも実現できない形での上演をしたいがために1967年に創立したのです。 そして毎年開かれていました。
ザルツブルグ+カラヤン+ベルリンフィル+イースター=ザルツブルグ復活祭音楽祭
この方程式が カラヤンの死で1990年から
ザルツブルグ+ベルリンフィル常任指揮者+ベルリンフィル+イースター=ザルツブルグ復活祭音楽祭
となりました。
ところが 経費をめぐってスキャンダルが発生し、どうやら2013年にはもうベルリンフィルはやってこないらしい。ベルリンフィルはドイツのバーデンバーデンの音楽祭に行くとか。 しかし 芸術的にも観光的にも ザルツブルグ市にとっちゃ、この音楽祭をやめるわけにはいかないですから たとえ高額な報酬を請求されてもウィーンフィルをよぶようになるのではないかと思います。あくまで世界最高の音楽祭を目指すということですが、しかしながら 演奏家にとっては2年先のスケジュールは明後日みたいな感覚のはずだから うまくいくのかな、って ちょっぴり心配。
カラヤンが他界してから22年ほど経つのですね。 ついこの間のように思います。
カラヤンの生家と記念像
よく見えないかもしれませんが お庭に記念像があります。
夜になると照明に照らされて 動きが増すようにみえますね。