文化科学宮殿です。35年前に訪れた時、その威圧感と違和感で一番印象付けられた建物です。当時唯一の高層建築でした。それが今はまわりにホテルが沢山たっていて、少し遠慮している感じです。
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こちらはショパンコンクールが開催されているホールです。外観は35年前と全く同じでした。 しかし中に入ると あれ、こんなに小さかったかな~と思いました。 当時はヨーロッパのホールを知らなかった為 随分良い響きだとの印象を持っていましたが、今は自分の耳がオーストリアの響きに慣れてしまっている所為か このホールはムラがある、と感じました。 審査員が座る2階中央のバルコニーの席に良い印象を与えるには、強い打鍵が必要だ、と思いました。もし今、コンクールに参加をするなら、あのタッチで あの歌いまわしで・・・とイメージしながら写真を撮りました。そして 色んな事が思い出され、35年間の自分の生活を省みざるを得ないでした。
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こちらは当時はワルシャワ音楽院と言う名前で 今はワルシャワ芸術大学と改名しているそうですが コンクール出番の前に練習をした音大です。大学内を見学することは出来ないと人から聞いておりましたが なんのその 受付の人は座っていましたが 出入りは自由でした。 この受付の人から楽譜屋、CD屋などの場所を教えていただき、大変親切にしていただきました。
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この公園にも訪れました。 現在は公園までの道路が完璧に整備されていて 花壇の手入れも見事です。 35年前はぽつんとショパンが淋しげに座っていて、おもわずショパンのメロディーを口ずさみたくなるような印象を持ちましたが 今は 彼が窮屈そうにも見えました。