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この音楽会のことを知り、初めて出かけて行ったのは今から20年ほど前だったと思います。その時私は本当にカルチャーショックなるものを受けました。 というのも このギムナジウムはRちゃんの通っている学校より1年短い8年制ですが 低学年と高学年に分けた2つのオーケストラを持っています。 日本の小学校の5年生から中学2年生ぐらいと 中学3年生から高校生にあたると思います。 ここで本当に驚くことをやっているのです。まずこの学校は いわゆる音楽専門学校ではありません。 でもここに入学する時点で殆どの生徒が何かしらの楽器がひけるのでオーケストラが編成されてしまうのです。 私も京都の府立高校の普通科出身(京一中、洛北)ですが 芸術の選択科目に音楽か美術か書道かをとらなければなりませんでしたが それと同じように音楽を選択している子供たちなのです。 今までにも私にピアノを習った子が 何人も最終学年のときに ピアノコンチェルトを演奏して巣立っていきました。 その子たちは 家業を継いだり、外交官になったり、コンピューター関係の仕事に就いたりしています。要するに ラテン語や微分積分を学びながら 楽器の練習に励んでいるのです。 まずこのギムナジウムの演奏会のプログラム自体からして カルチャーショックです。 例えば今回聞いたものは 1.T.アルビノーニ オーボエ協奏曲 2.サン・サーンス 序奏とロンドカプリッチオーゾ 3.シューマン 交響曲第1番 <春> 休憩 4.モンテヴェルディ 合唱曲 5.モーツァルト 戴冠ミサ そして この演奏のレベルが本格派、 たまげてしまうのです。 休憩時間にはホワイエで いかにも手作りらしいパウンドケーキなどが売られていて その販売も勿論生徒たちがやっています。 そのホワイエでは 最新のCDも15ユーロで売られていましたが、 曲目は バーンシュタイン ウエストサイド物語 と ドボルザーク <新世界>。 あ、そうそう 入場料は11ユーロでした。このギムナジウムには大きなホールが無いため ザルツブルグ大學 (モーツァルテウムではなく普通の大學の方) の講堂をかりているのですが こういう入場料でまかなわれているようです。 合唱で歌っている孫の姿を ひと目見ようというおじいちゃんおばあちゃんで チケットは順調な売り上げの様子でした。(私はもっと後ろの席を買いたかったのですが 売りきれ。 写真には全体像が撮れなくって残念でした。) この演奏会の指揮者は このギムナジウムの音楽の教師です。 ここでは 彼の素晴らしい才能にビックリせざるを得ません。 というのも あのレベルにまで導くのですから 大変な情熱が注がれている証拠です。 ただただ敬服します。 そして 一曲ごとに椅子の配置転換も この教師自らがやっていて 勿論生徒たちも手伝っているのですが みんな汗だくになっていました。 私自身がこういう学校に通いたかったと思います。バッハのヨハネ受難曲を歌ったり、モーツァルトのシンフォニーを奏したり そして色んな楽器にふれて見たかったです。 もし大人のオケとどこが違うかと聞かれれば、 それはお辞儀の仕方ぐらいではないか・・と答えたくなります。それくらいすごいです。 このギムナジウムには吹奏楽団もあって そのコンサートの予告や 合唱コンクールに参加することもプログラムに書かれていました。 次 6月末には A君が作曲した合唱曲が 音楽祭祝賀会場の大ホールで演奏されます。 どんな事があっても聞きに行きたいです。
by hiroko-miki
| 2010-06-06 17:58
| 音楽会
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